東芝、原発業務用PCを紛失 - 機微情報や個人情報は含まれず
東芝は、関係会社が同社府中事業所において原子力関連の業務情報を含んだ作業用パソコンを紛失したと発表した。
所在不明となっているパソコンには、原子力関連業務に用いられており、関連データが保存されていた。核物質や原子力発電所の保安に関する情報や顧客情報などは含まれないという。同社によると、紛失当時の状況から、2月16日夜から18日にかけて盗難に遭ったと判断し、20日に警察へ被害を届けた。
同社では、同パソコンに二重のパスワード設定とデータ暗号化など対策を実施しており、データが流出する可能性は低いとしている。また該当する取引先に対し、説明と謝罪をした。
(Security NEXT - 2007/02/23 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ