不正アクセス手口、わずか1年でフィッシング詐欺が主流に
2006年の不正アクセスによる検挙数が前年の約2.5倍に増加したことが政府のまとめでわかった。犯行手段の傾向もフィッシング詐欺やスパイウェアによる詐取へ移行している。
2006年の検挙数は703件で、2005年は277件から大幅に増加。一方で検挙人数は116人から130件へと件数に比べて少なく、複数事件に関与するケースが増えている。
セキュリティホールの攻撃による検挙例はなく、いずれもパスワードなどを盗み出すケースで、もっとも多かったのはフィッシング詐欺の220件。2005年は1件だったが、2006年に入ってから大幅な増加を記録した。また、スパイウェアによる詐取も33件から197件と顕著な増加を見せた。
さらに利用者のパスワード管理に問題があったケースも95件から178件に増加。ファイル交換ソフトで流出したパスワードが悪用されたケースも19件が検挙されている。
不正アクセスにより取得されたパスワードは、オークションに利用された例が394件で、オンラインゲームも223件と目立った。インターネットバンキングについても38件にのぼっている。犯行動機は金銭目的が419件でもっとも多かった。嫌がらせ(31件)や好奇心(26件)などは、昨年とよぼ横ばいだった。
(Security NEXT - 2007/02/22 )
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