Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マカフィーが8月のウイルス検出数を公表 - 目立つトロイの木馬

マカフィーは、8月のウイルス検知状況をまとめ公表した。

同社によれば、前月同様、「Wonka」がトップ。先月は4位だった「Psyme」が2位へ浮上した。3位に「LoveLetter@MM」が続いている。ウェブサイトを通じて感染するトロイの木馬が目立ち、検出した企業数ではトップ10に「MhtRedir.gen」「WMF」など、4種類がランクインしているという。

同社では、不審なウェブサイトへアクセスしないことやパッチにより脆弱性を解消するといった対処は必須だとしている。また、身に覚えがないメールへ警戒するよう注意を促している。

不審プログラムの発生状況は前月と大きな変化はなく、脆弱性を利用してツールバーとして組み込まれる「Mysearch」がもっとも多く、誤った情報により商品を購入させようとする「Winfixer」が続いた。

(Security NEXT - 2006/09/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

案内メール誤送信で事業所担当者のメアド流出 - 協会けんぽ
個情委、「LINE」情報漏洩でLINEヤフーに勧告 - 「ヤフオク!」に関する指導も
「Chromium」の深刻な脆弱性、すでに悪用済み - 「MS Edge」も緊急更新
NTTドコモ、スミッシング攻撃の踏み台端末に注意喚起 - 7月上旬から
子会社従業員が有効期限間近のデジタルギフトを不正入手 - デジタルプラス
MS、「Microsoft Edge 103.0.1264.49」を公開 - ゼロデイ脆弱性に対処
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
Cisco、セキュリティアドバイザリ17件を公開
サイバー攻撃で狙われ、悪用される「正規アカウント」
産業制御システムのインシデント対応に必要な機能を解説した手引書