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元従業員のPCから生徒情報4003件がWinny流出 - 東京個別指導学院

東京個別指導学院は、溝の口教室の元従業員のウイルス感染パソコンから、生徒の個人情報4003件や従業員情報584件がWinnyネットワーク上に流出していたと発表した。

流出したデータは、2004年1月当時のもの。流出した生徒情報4003件のうち、氏名、住所、学校名、電話番号を含むものが1615件、氏名のみが1043件、氏名および学習経過の記録のみが765件、氏名および学校名のみが342件。また、講師の個人情報344件や社員情報240件も含まれる。

7月19日に、経済産業省からの連絡があり流出が判明。その後の調査により、2004年3月に退職した元従業員が無断でデータを持ち出し、自宅のパソコンに保存していたところ、Winnyを介して流出したことがわかった。同社では、該当する顧客および従業員に対し、説明と謝罪をしている。

(Security NEXT - 2006/08/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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