Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

明治安田生命保険、電車内に置き忘れて顧客情報約3400件を紛失

明治安田生命保険は、同社従業員が契約者の情報を含む営業用資料やパソコンを電車内で紛失したと発表した。

武蔵浦和付近で埼京線内へ置き忘れたもので、営業用資料には、企業内個人の契約者情報約2700件、パソコンには約700件が記録されていた。氏名や年齢、生年月日、証券番号といった個人情報が含まれる。

同社によれば、資料の持ち出しについて社内規定により持ち出しを禁止していたという。パソコンには暗号化やパスワードの設定が行われていた。

警察や鉄道会社へ紛失を届けたが13日の時点で発見されていない。同社では調査を進めており、連絡先が判明した顧客に対しては事故の内容を説明、謝罪するとしている。

(Security NEXT - 2006/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
利用していたシフト管理SaaSから従業員情報が流出 - 西友
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
国勢調査世帯一覧を紛失、住民が拾得して回収 - 横須賀市
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
公開データで個人情報を白く加工、コピペで参照可能 - 奥出雲町
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
県サイト公開の表計算ファイル内に個人情報、チェック不足で - 新潟県
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)