Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

KDDI、186名分の社員情報がWinny上へ流出

KDDIは、社員の私用パソコンがウイルスに感染し、186名分の社員名簿および業務データなどがネット上に流出したと発表した。

2001年12月から2005年7月にかけて、自宅で作業を行うためデータを持ち帰り、個人用パソコンに保存していた。その後2006年3月29日にデータの流出が判明した。

流出が確認されているのは、同社員が所属する部署の2001年ごろの社員名簿で、186名分の社員情報が記載されていた。また、情報システム仕様書など業務データも含まれるという。

同社では、業務データの持ち出しや外部メディアへのコピーを禁止していたが、対策が不十分だったとし、社員教育や情報管理を徹底したいとしている。

(Security NEXT - 2006/03/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分