MS、深刻度「緊急」含む2件の月例パッチを公開
マイクロソフトは、3月の月例パッチをリリースした。今回は、深刻度が「緊急」「重要」において、それぞれ1件ずつの公開となった。
「緊急」とされる問題は、Microsoft Office の脆弱性「MS06-012」で、脆弱性を利用することにより、リモートでコードが実行されるもの。ユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合に脆弱性を突かれた場合、攻撃者に乗っ取られるおそれがある。
また、深刻度が「重要」とされたのは「制限の少ない Windows サービスの DACL により、特権が昇格される(MS06-011)」というもので、脆弱性により、制限している操作やアカウントの作成など実施されるおそれがあるという。
2006 年 3月のセキュリティ情報
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms06-mar.mspx
マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
(Security NEXT - 2006/03/15 )
ツイート
PR
関連記事
第三者がサーバより情報を窃取、データ暗号化は確認されず - プラ製品メーカー
患者に私的SMS、市立病院医師を懲戒処分 - 三浦市
Drupal向け「OAuth」サーバモジュールに認可バイパスの脆弱性
Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か
バッファロー製ルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に脆弱性 - ファームウェアの更新を
「GNU Libmicrohttpd」に複数脆弱性 - 実験的コンポーネントに起因
JetBrains「YouTrack」に複数の脆弱性 - トークン漏洩のおそれも
「Androidアプリセキュアコーディングガイド」英語版を公開 - JSSEC
要介護認定調査の連絡票を路上でクリアファイルごと紛失 - 神戸市
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
