日本データ通信協会とISPがWinnyウイルス対策の啓蒙サイトを開設
日本データ通信協会は、ISPと協力し、「ANTINNYウイルス対策サイト」を開設すると発表した。
「Antinny」は、話題となっているWinny経由の情報漏洩をはじめ、コンピュータソフトウエア著作権協会のウェブへ攻撃するなど、被害が発生するもの。
同協会では、ACCSへの攻撃が減少していないことから、多数の感染パソコンがあると推測しており、ISP3社やウイルスベンダー2社と協力し、あらたに「ANTINNYウイルス対策サイト」を開設し、ウイルスの対策方法など啓蒙活動を進めるという。
同協会では、従来よりWinnyで感染を広げる同ウイルスについてメールによる注意喚起を実施したり、同協会とACCSの働きかけにより、マイクロソフトが駆除ツール用意、配布を行い、実績を上げている。
(Security NEXT - 2006/03/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
マルウェアの挙動をリアルタイム監視するOSSを公開 - JPCERT/CC
小学校児童の画像を含むカメラとメモリが所在不明 - 名古屋市
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
行政相談のメモを一時紛失、相談員宅で見つかる - 総務省
「バンダイCH」で個人情報流出の可能性 - ランサム被害は否定
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
