Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

止まぬACCSへのDoS攻撃 - ワーム「Antinny」の蔓延続く

コンピュータソフトウェア著作権協会は、サイトの旧URLに対するDDoS攻撃が現在も継続していることを明らかにした。

DDoS攻撃の原因はWinnyを通じて感染するワーム「Antinny」で、感染すると同協会ページを攻撃する。同協会では、同協会サイトへDDoS攻撃が行われるため、2005年1月よりサイトのURLを変更している。

同協会では、ISPや日本データ通信協会、マイクロソフトなどと協力し、注意喚起を実施したり、同ワームの駆除ツール公開といった対応を実施しているが、現在でも旧URLへの攻撃は続いているという。

同協会では、同ワームに感染するとパソコン内のデータが流出する恐れがあるため、今回の注意喚起は情報セキュリティの観点からも有効であるとしている。

(Security NEXT - 2006/02/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「VMware vCenter」にDoS脆弱性 - アップデートをリリース
Instagramアカ乗っ取り、フォロワーにDM - ブライダル会社
海外拠点を直接支援するセキュサービスを拡充 - KDDIとラック
「PowerDNS Recursor」にDNSキャッシュポイズニングの脆弱性
「Cisco ISE」「PaperCut NG/MF」の脆弱性狙う攻撃に注意
「Cisco ISE」の複数脆弱性を狙う攻撃が発生 - 早急に対処を
サイトDBより個人情報流出の可能性 - リゾート施設運営会社
2Q「JVN iPedia」登録は1万件超 - 98.7%が「NVD」情報
Bitnamiの一部「Helm Chart」に脆弱性 - 機密情報漏洩のおそれ
セミナー申込フォーム、確認設定から他者が閲覧可能に - 山口県