Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

スパイウェア専用の対策ソフト導入率は8% - MM総研

MM総研は、国内企業582社の情報システム部門を対象に「スパイウェア対策の取り組み状況アンケート調査」を実施し、その結果を発表した。

同調査は、2006年1月中旬に、ウェブ上でのアンケート形式で実施したもの。調査結果によれば、スパイウェアを危険性と認識している企業は91%に上る一方、専門の対策ソフトを導入しているのは8%にとどまった。

一方、業務外で不正なサイトにアクセスしている社員が多いと考えている企業は44%を占めており、重大なものからポップアップ広告といった軽微なものまで含めると約4割が被害にあっているという。同社では、スパイウェアによる大きな被害が発生する危険性は高まっているとまとめている。

(Security NEXT - 2006/02/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Apache CloudStack」でSAML認証をバイパスされるおそれ
「サポート詐欺」の相談が3割増 - 過去最多を更新
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
省庁や独法などの攻撃対象領域保護を実施 - NISC
冊子発送先の個人情報を郵便局へ誤送付 - CCNC
2Qの脆弱性届け出は112件 - 前四半期から半減
高校生向けセミナーの申込フォームで設定ミス - 岩手県立大
6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
障害はWindows端末の1%未満、重要サービスでの利用多く影響拡大
「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み