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エスペック、車上荒らしで顧客情報保存のPCが盗難に

計測装置などを製造を手がけるエスペックは、1月30日に関係会社エスペック環境試験技術センターの社員が、京都市内の時間貸駐車場内で車上荒らしに遭い、顧客の名刺情報が保存されたノートパソコンが盗まれた。

盗まれたパソコンには、同社製品の納入実績などのデータが保存されていた。含まれる個人情報は、顧客の氏名、会社名、部署名、会社電話番号など。

同パソコンは、ハードディスクが暗号化され、さらにWindowsのログインパスワードなどのセキュリティ対策が施されていたため、同社では第三者に悪用される可能性は低いとしている。

警察へ被害届を提出した。同社では、顧客情報の管理を徹底して、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2006/02/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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