Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オークションの海賊版出品を官民協力で摘発

兵庫県警らは、オークションを悪用して海賊版ソフトを販売していた神戸市の無職男性を、著作権法違反の疑いで1月11日に逮捕した。今回官民が連携する「情報共有スキーム」により初めての摘発されたもの。

逮捕された男性は2005年に3174件の海賊版を通信販売しており、約600万円を売り上げたと見られる。コンピュータソフトウェア著作権協会によれば、13のIDを使い分けて大量の海賊版ソフトを出品していたという。

同協会では、大手インターネットオークション事業者3社、および警察庁生活安全局情報技術犯罪対策課が協力する「情報共有スキーム」の運用を開始しており、今回、それに基づいて情報提供を実施、逮捕に至った。

同協会では今後も、同スキームを活用して知的財産権侵害の効果的な取り締まりを行っていくとしている。

(Security NEXT - 2006/01/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「制御システムセキュリティカンファレンス2026」が2月開催 - 講演募集を開始
観光業界向けオンラインメディアが改ざん被害 - 外部サイトへ誘導
元従業員が内部資料を持出、情報提供から判明 - リクルート
配達予定通知など行う佐川急便の会員制サービスにPWリスト攻撃
Palo Alto「GlobalProtect App」に無効化できる脆弱性 - Linux版のみ影響
「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性 - 「クリティカル」も
プロキシサーバ「Squid」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を解消
先週注目された記事(2025年7月27日〜2025年8月2日)
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件