Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

第一生命、54件の個人情報が顧客へ送りつけられる

第一生命保険は、川崎市麻生区に在住の顧客54名分の個人情報を記載したリストが外部に流出したと発表した。

同社顧客へリストが加入者へ送りつけられ、発覚したもので、顧客54名の氏名、住所、電話番号、保険の種類、保険の受け取り金額、契約日などが記載されていた。

流出リストは、同社の保有する情報が記載されていたが、同社が作成したものではなかった。また、同社システムが不正アクセスを受けた形跡もないという。同社では、警察署に相談、原因の究明に努めるとしている。

同社では、顧客情報が記載されたリストの社外持ち出し禁止、個人名のマスキング、社員の顧客情報へのアクセス制限など、情報漏洩対策を講じてきたが、今後は再発防止に向けてさらに対策を徹底するとしている。

(Security NEXT - 2005/11/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意