千葉大付属病院、車上荒らしで患者の個人情報を紛失
千葉大学医学部付属病院は、関係者が車上荒らしに遭い、患者259名の個人情報が記録されたUSBメモリを紛失した。
同大学大学院医学研究院の大学院生が研究用に持ち帰る際、10月14日にコンビニエンスストアの駐車場に留めていた車の窓が割られ、車内からリュックごとUSBメモリを盗まれた。同病院によれば、紛失したのは患者259名の氏名、通院する病院名、手術内容、ID番号などの個人情報が記録されていた。
同病院では、患者のデータを研究に使用する場合には、匿名化を実施するよう指示していたが行われていなかった。今後はその周知徹底を図り、再発防止に向けて指導していくとしている。
(Security NEXT - 2005/10/26 )
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