Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

東京医科大学病院、個人情報目的外使用で謝罪

東京医科大学病院は、同院において個人情報が本来の目的以外に利用されたとして謝罪した。

同院によれば、今年7月末から8月初旬にかけて、退職した医師が診療所の開設案内状を送付する際、同院の一部患者名簿が利用したもので、患者の苦情により判明したという。送付された案内状は244通だった。

同病院では、退職した医師に対して抗議し、取得した医療情報などすべての書類を回収、処分。さらに、案内状を送付した患者へ謝罪状を送付した。目的外利用を行った医師も軽率だったとして反省しているという。同院についても、個人情報の保護の徹底を図りたいとしている。

(Security NEXT - 2005/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

個人情報含む行政文書を紛失、誤廃棄の可能性 - 公取委
顧客情報含むファイルを提携金融機関にメールで誤送信 - みずほ銀
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年6月8日〜2025年6月14日)
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性