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東京医科大学病院、個人情報目的外使用で謝罪

東京医科大学病院は、同院において個人情報が本来の目的以外に利用されたとして謝罪した。

同院によれば、今年7月末から8月初旬にかけて、退職した医師が診療所の開設案内状を送付する際、同院の一部患者名簿が利用したもので、患者の苦情により判明したという。送付された案内状は244通だった。

同病院では、退職した医師に対して抗議し、取得した医療情報などすべての書類を回収、処分。さらに、案内状を送付した患者へ謝罪状を送付した。目的外利用を行った医師も軽率だったとして反省しているという。同院についても、個人情報の保護の徹底を図りたいとしている。

(Security NEXT - 2005/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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