富士通、カードの異常取引を早期発見する監視システム発売
富士通と富士通アドバンストソリューションズは、偽造キャッシュカードなどによる預金の不正な出金を早期に発見する「不正出金監視システム」を、金融機関向けに発売した。
同システムは、金融庁が各金融機関に要請している異常取引を検知する仕組みを、短期間で効率的に構築するための機能を提供するもの。取引内容について、金額、回数、時間、場所などで重み付けし、異常性を点数化するスコアリング機能により、不正疑惑度の高い取引を抽出して一覧表を作成する。
一覧表にある顧客の過去の取引パターンを、管理者および監視オペレーターが照合することで、疑惑取引についての迅速な判断が可能になる。希望する顧客に対して、登録されたメールアドレスに出金の通知を行う機能もオプションで提供される。価格は700万円から。
(Security NEXT - 2005/09/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害で顧客や取引先の情報が流出 - アスクル
日本サイバー犯罪対策センター、ウィンブレ実写映画とコラボ
SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く
会報誌データのメール送信時に誤送信 - 群馬県立点字図書館
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
