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携帯ミュージックプレイヤーにウイルスが混入 - クリエイティブメディア

クリエイティブメディアは、出荷準備中および7月下旬に製造、出荷されたデジタルオーディオプレーヤー「Creative Zen Neeon 5GB」に ワーム「W32.Wullik.B@mm」が混入している可能性があると発表した。

原因は、同製品の最終パッキング作業工程の複数のオフラインシステム上で発生したため。同社では、生産ラインについては修正を終えたが、現在同製品の出荷を停止し、流通段階にある該当ロットを回収している。

同社では、該当ロットは、全世界においては同時期に製造出荷された総数の1パーセント未満としており、日本への出荷割り当て約3700台のうち5%以下に混入のおそれがあるとしている。

該当ロットのシリアル番号は、「M1PF1230528000001M」から「M1PF1230533001680Q」まで。該当製品が手元にあるユーザーは、ワームの有無を確認した上で、駆除してほしいとアナウンスしている。混入の確認方法は同社サポートページを参照のこと。

ワームは、2年近く前に発生したもので、ほとんどのアンチウイルスソフトが対応している。同社広報によれば、今回の混入はユーザーの報告により判明したもので、29日14時の時点でワームへの感染被害などは寄せられていないという。

(Security NEXT - 2005/08/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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