Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

総務省、「フィッシング対策の方向性」を公表

総務省は、電気通信事業者や関係機関、関係省庁と開催してきた「フィッシング対策推進連絡会」の成果として、今後の対策について明らかにした。

同連絡会では、ISPによる「フィッシング」の効果的な対策等について検討してきた。今後の対策として、まず「情報共有・周知啓発」を挙げ、ISP間の連携やユーザーへの周知啓発を業界団体を軸として、問題となるURLの通知などを目指すという。

また、「送信者認証技術」による送信者の偽装や、不正なリレーを防止するため「25番ポートブロック」などを推進したいとしている。「フィッシングサイトの削除」についても引き続き議論する予定。

(Security NEXT - 2005/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局