Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

PC利用歴5年以上でも「スパイウェアへの関心ない」50.2% - アイシェア調査

アイシェアは、パソコン利用歴5年以上のユーザーを対象に、スパイウェアに関する意識調査を実施し、その結果を発表した。

同調査は、2005年7月13日から14日までの24時間、メール告知と非公開型ネットアンケート方式で実施された。対象者は、同社のメール転送サービスの無償利用ユーザーのうち、5年以上のパソコン利用者3000人で、有効回答者数は615人。

同調査によれば、「マルウェア」「スパイウェア」について「言葉だけ知っている」と答えたのは40.3%で、「知らない」と回答したのも10.1%を占め、50.2%はスパイウエアに対しての認識が低いことが明らかになった。また、ネット環境における安全対策については、「ウイルス対策ソフトを導入」は83.1%を占めたが、「スパイウェア対策ソフトを導入」は44.2%に留まった。

外出先でのパソコン利用率は66%を超え、漫画喫茶や学校、会社など、自宅以外のパソコンでネットバンクを利用したことがあると答えたのは全体の21.8%、クレジットカードについては20.8%が利用の経験があると答えた。この結果を受けて同社では、スパイウェアによるパスワード詐取やフィッシング詐欺の危険性について、広く伝えていく必要があるとしている。

(Security NEXT - 2005/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員や学生宛てのメールで個人情報含むファイルを誤添付 - 山口大
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性
子会社元従業員、ネットバンク経由で3.5億円を横領 - ホッカンHD
クラウド保存した進路アンケートが生徒からも閲覧可能に - 都立中等学校
「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正