Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィッシング詐欺で国内初の逮捕者

警視庁は、インターネット上で偽のホームページを作成、個人情報を詐取し、不正利用した42歳の男性を不正アクセス禁止法および著作権法違反の容疑で逮捕した。

男性は、ヤフーの偽サイトを作成し、ユーザーのIDやパスワードを詐取し、それらデータを利用し本物のヤフーへアクセスしたという。

フィッシング詐欺は、米国ではすでに深刻な被害が発生。国内でも、カード会社や大手ポータルサイトを装ったフィッシング詐欺メールが登場している。また、サーバがフィッシング詐欺の踏み台被害に遭う例も発生、セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

これら詐欺の被害を防ぐため、クレジットカード事業者やセキュリティ事業者などを構成メンバーとして、フィッシング対策協議会が4月28日に設立され、活動を開始している。

(Security NEXT - 2005/06/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

セキュリティ相談、前四半期比46.9%増 - 「偽警告」が倍増
「VMware ESXi」も標的とするランサムウェア「Akira」に警戒を
まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
認可保育所に無関係の副食費免除対象者情報を誤送信 - 青梅市
市内小学校で児童指導要録抄本が所在不明に - 川崎市
被災労働者の個人情報含むファイルをメール誤送信 - 労働基準監督署
ウェブサーバが迷惑メール送信の踏み台に - タカラベルモント
「JVN iPedia」登録、前四半期から4割減 - 累計20万件を突破
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性