Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NTTドコモ、個人情報漏洩の再発防止策を発表

NTTドコモは、2月14日に発表した個人情報漏洩事件における再発防止策を発表した。

同事件は、新潟県中越地震の被災地域において料金減免措置を行った顧客リストの一部等が流出したもの。監視カメラの増設やシステムごとの区画分割など、セキュリティルームの管理強化を実施する。

また、セキュリティ研修の再実施し顧客情報保護について周知徹底を図るほか、これら再発防止策の実施状況について監査を行う。

また、同社では事件の責任を取り、代表取締役社長である中村維夫氏、および代表取締役副社長の石川國雄氏、業務管理責任者の処分を実施した。

今回の報告を受け、所轄官庁である総務省は、ガイドライン違反があるとの見解を示し、文書により厳重注意を行った。

(Security NEXT - 2005/04/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

児童や保護者の個人情報含むファイルを保育施設にメール誤送信 - 龍ケ崎市
オーダーカーテンの通販サイトで侵害被害か - 詳細を調査中
外部審査員がサポート詐欺被害、PC内に審査情報 - JARI-RB
サーバでランサム被害、影響など調査 - ホスピタルサービス
国際作戦「チャクラV」でサポート詐欺を摘発 - 悪質ドメイン6.6万件閉鎖
バックアップストレージ用ソフト「HPE StoreOnce」に複数脆弱性
「Roundcube」脆弱性、詳細やPoCが公開予定 - 早急に対応を
Auth0の複数SDKに脆弱性 - 細工Cookieでコード実行のおそれ
米CISA、「Chromium」脆弱性の悪用に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消