Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

金融庁、預金口座不正利用の情報提供件数を公表

金融庁は、預金口座の不正利用に関する情報提供件数を公表した。

預金口座が不正利用される情報について口座が開設されている金融機関や警察当局への情報提供を実施している。

第5回目となる今回は、調査を開始した平成15年9月以降、2005年3月31日までのデータ。2005年1月1日から3月31日までに金融庁や全国の財務局等において、金融機関および警察当局へ情報提供を行った件数は1121件だった。2004年9月以降、情報提供を行った累計は8877件となっている。

金融機関では、預金口座の不正利用と思われる情報があった場合、調査を行い、本人確認の徹底や、必要に応じて預金取引停止、預金口座解約といった対応を迅速にとっていくこととしており、2005年3月31日までに、金融庁が情報提供を行ったものに対し、金融機関では4915件を利用停止、3225件を強制解約としている。

預金口座の不正利用に係る情報提供件数等(PDF)
http://www.fsa.go.jp/news/newsj/16/ginkou/f-20050422-4.pdf

金融庁
http://www.fsa.go.jp/

(Security NEXT - 2005/04/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響