北海道銀行、FAX誤送信により採用試験受験者の個人情報を流出
北海道銀行は、4月1日、同行の採用試験にエントリーしている学生のうち、7名の履歴書と156名の面接予定表を、ファックスで誤送信したと発表した。
同行によれば、人事総務グループから東京事務所宛てに、会社訪問に関する資料をファックスで送信したところ、ファックス番号を間違えて外部企業1社へ誤送信してしまったという。
流出した情報は、受験希望者7名の履歴書に記載されていた学校名、学部名、住所、氏名、電話番号、生年月日などの個人情報。さらに、この7名を含めた計163名分の面接予定表に記載されていた学校名、学部名、氏名となっている。
誤送信された資料については、全て回収済みだという。被害に遭った学生に対しては、すでに謝罪の連絡はしているが、今後本人と面接のうえ、改めて謝罪するとしている。また再発防止策として、行内ファックスの外部漏洩を防止するため、あらたなファックス通信網を5月にも導入する予定だという。
(Security NEXT - 2005/04/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
