Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アダルト系コンテンツが見つかったと偽り、添付ファイルを開かせようとするワーム

ソフォスは、ユーザーのPC内で見つかったアダルト系コンテンツを隠せると偽って、添付ファイルを開かせようとするワーム「W32/Baba-C」に対し、注意を呼びかけている。

同ワームはメールを介して拡散する。ユーザーのPCにアダルト系コンテンツが見つかったとメッセージを送り、添付されている「Evidence Cleaner」というプログラムを実行することで隠すことができるとのメッセージを表示する。

しかしこれらはすべて事実と異なる情報で、実際にプログラムを実行すると、ハッカーにシステムへのアクセスを提供するためのバックドアを設置する。同社では、ウイルス対策製品を最新に保ち、勝手に送られてくるメールの添付ファイルは起動しないよう求めている。

(Security NEXT - 2005/01/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Teams」経由のオンライン会議招待でメアド流出 - 佐賀県
中学校で答案データが保存されたメディアを紛失 - 東久留米市
サイトが改ざん被害、別サイトへ誘導 - 富山市内の商業施設
VPN経由でサイバー攻撃、詳細を調査 - 国立特総研
ゼロデイ攻撃で個人情報流出の可能性 - 日鉄ソリューションズ
ビデオ会議のZoom、クライアントの複数脆弱性を解消
脆弱性4件を修正、「rsync」の深刻な脆弱性も解消 - GitLab
「PAN-OS」「GlobalProtect App」など複数製品の脆弱性を解消 - Palo Alto
「EPM」や「EPMM」などIvanti複数製品に脆弱性 - 悪用は未確認
高齢者見守り活動用の名簿紛失、パトロールを強化 - 荒川区