JIS、原票画像の分割により個人情報の漏洩を防ぐデータ入力システムを発表
ジェイ・アイ・エスは、原票の画像を分割することにより、データ入力時の個人情報漏洩を防ぐシステム「イメージ・エントリー・システム」を発表した。また、同システムサービスのビジネス協業を2005年4月1日より開始する。
同システムは、データ入力の際、原票の移動時に発生する紛失の危険と、複数の人間が介在した場合の個人情報漏洩の危険性を防ぐもの。
入力原票をスキャナーで画像化し、入力項目ごとに画像を分割してウェブサーバに格納する。入力者はサーバにアクセスして分割された画像を見ながら入力し、全ての入力データが完了した時点で、処理センターでデータを結合して正規の入力データとしてまとめる。
原票を外部に持ち出すことなくデータ化でき、また、画像分割により入力原票が一部しか開示されないため、情報の秘匿性が高い。価格は、入力原票による個別料金となっている。
(Security NEXT - 2004/12/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省
個人情報含む伝票綴りを紛失、誤廃棄の可能性 - JAおきなわ
中学校で卒業生の個人情報が生徒用端末から閲覧可能に - 半田市
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
ATM取引情報が保存された外部記録媒体を紛失 - 苫小牧信金