Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マカフィー、11月のウイルス検知状況を発表

マカフィーは、2004年11月におけるコンピュータウイルスの検知状況を発表した。

同発表によれば、先月に引き続きウイルス「Exploit」が多く検出されており、検知企業数トップ10のうち5種、検知マシン数トップ10のうち4種を占めている。これらはほとんどがトロイの木馬型ウイルスで、今後も警戒が必要だとしている。

最終週には「Mydoom」の亜種が幾つか発見され、中でも「ah」は危険度「中」と判断された。同ウイルスは、IEのバッファオーバーフローの脆弱性を利用して感染動作を実行する。また、「Bot」系のウイルスは今後も多くの亜種の発生が予測されるとして、注意を促している。

同社では、Windowsの脆弱性を利用したウイルス出現に対しても十分な注意が必要だとして、マイクロソフトの脆弱点パッチをこまめに適用するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2004/12/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
iOS向けLINEアプリの「金融系モジュール」に脆弱性 - アップデートで修正済み
能登半島地震被災地域の登録セキスペ、登録更新申請期限迫る
添付ファイルと宛先の確認不足が重なる誤送信が発生 - 大塚商会
福岡飲食店のECサイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
WP向け操作ログ記録プラグインにSQLi脆弱性 - パッチ未提供
グリコでシステム障害、冷蔵食品を出荷停止 - 再開は5月中旬予定
2024年1Qの脆弱性届け出は243件 - 前四半期比約2割減
教員や学生宛てのメールで個人情報含むファイルを誤添付 - 山口大
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性