カード情報や口座番号入力に抵抗感がある8割 - NRI調査結果
NRIセキュアテクノロジーズは、アンケート調査「個人情報保護に関する消費者意識調査2004」の結果を公表した。結果では、個人情報保護への意識が高まっていることが明らかになった。
同アンケートは、インターネットを利用する個人ユーザーを対象に2004年9月3日から6日にかけて実施されたもの。結果を見ると、過去1年間にパソコンやインターネット利用で経験したトラブルとして、「見知らぬ人からの迷惑なダイレクトメール」を受けた経験のある人が前年度調査の7.7%から54.2%へと7倍以上に急増した。
さらに、「個人情報が漏洩された」との回答は9.1%から20.2%へと増加している。また、個人情報をウェブサイトに入力し提供する際には、「クレジットカード番号」や「銀行の口座番号」を入力することに「かなり抵抗を感じる」という人が8割を超えており、意識の高まりが結果として現れている。
個人情報漏洩事件に対する意見についても調査が行われ、「有料サービスであるからには、基本的な情報であっても絶対に漏洩して欲しくない」とする人が6割を超え、企業への保護徹底を望む声も大きくなっている。
(Security NEXT - 2004/11/08 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
国勢調査の回答状況確認表が所在不明 - 石垣市
エキストラ募集メールに誤リンク - 修正漏れで別人宛に
岐阜県の結婚支援サイトが改ざん - 個人情報流出は否定
国会図書館のシステム開発再委託先で侵害 - 影響範囲を調査
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
「MS Edge」のアップデート、脆弱性5件を修正
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
