2004年上半期のサイバー犯罪に関するデータを公開 - 警察庁
警察庁は、2004年上半期のサイバー犯罪の検挙や相談受理状況を公開した。
サイバー犯罪の検挙件数は、1063件で前年同期と比較し116件(12%)増加したという。そのうち約92%の976件がネットワーク犯罪だという。著作権違反についても約2.2倍に増加している。
相談件数は、3万3066件で1.7倍増加しており、オークションでのトラブル事例などが多いという。また、詐欺や悪質商法についても同様に1.7倍に増加しているほか、架空請求などの相談も目立つという。不正アクセスやウイルスに関する相談は大幅に増加しており、2.3倍増加した。
警察庁では対応策として、情報技術犯罪対策課を設置したほか、組織体制の整備を実施。また、ネット詐欺や架空請求に関する啓蒙活動など防止対策を実施している。
(Security NEXT - 2004/08/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「無印良品」通販の顧客情報が流出か - 物流委託先がランサム被害
「Chrome」のスクリプトエンジンにゼロデイ脆弱性 - 修正版が公開
非常勤医師が自宅でサポート詐欺被害、内部に患者情報 - 和歌山の病院
メール誤送信で商談会出展事業者のメアド流出 - 大阪府
リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ
ランサム攻撃でシステム障害、情報流出の可能性 - 東海ソフト開発
メールアカウントがスパム踏み台に - 電気自動車の充電設備事業者
保健所のデータ受渡用USBが所在不明、管理記録に不備 - 沖縄県
Appleの動画エンコーダ「Compressor」に脆弱性 - アップデートで修正
Zoho製アプリ監視ツールにコマンド検証回避の脆弱性 - アップデートで修正
