Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「OpenSSL」のRSA鍵生成時に秘密鍵取得されるおそれ - 次期更新で修正予定

「OpenSSL」に秘密鍵を取得されるおそれがある脆弱性が判明した。ただし、重要度は「低」とされており、次期アップデートで修正予定だという。

開発チームによれば、RSAキー生成時において、キャッシュのタイミングに関わる脆弱性「CVE-2018-0737」が判明したもの。

RSAキーの生成プロセス中にアクセス権を持つ攻撃者によってサイドチャネル攻撃を受けた場合、秘密鍵を取得されるおそれがあるという。

「OpenSSL」の開発チームでは、同脆弱性の重要度「低」とレーティングしており、同脆弱性を修正するアップデートはリリースしておらず、次期バージョンとなる「OpenSSL 1.1.0i」「同1.0.2p」にて修正する予定。

(Security NEXT - 2018/04/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性