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VMwareの「vRA」「VIC」に深刻な脆弱性 - パッチがリリース

VMwareが提供する「vRealize Automation(vRA)」や「vSphere Integrated Containers(VIC)」に深刻な脆弱性が含まれていることが明らかになった。

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「CVE-2017-4947」の影響を受ける製品一覧(表:VMware)

「vRealize Automation(vRA)」「vSphere Integrated Containers(VIC)」にデシリアライズ処理に起因する脆弱性「CVE-2017-4947」が含まれていることが明らかになったもの。

脆弱性が悪用されるとリモートよりコードを実行されるおそれがある。重要度は「クリティカル(Critical)」にレーティングされている。

また「VMware AirWatch Console(AWC)」には、クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性「CVE-2017-4951」が存在することが明らかになった。重要度は1段階低い「重要(Important)」。

同社では、「vRA」向けに脆弱性を修正するパッチを提供。また脆弱性を修正した「VIC 1.3.0」「AWC 9.2.2」「同9.1.5」を提供している。

(Security NEXT - 2018/01/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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