Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ECサイトの約半数が1年以内にサイバー攻撃を経験 - 7割で被害

過去1年以内にサイバー攻撃を受けたことがあるeコマースサイトは49.1%と半数にのぼり、そのうち7割で被害が発生していたことがわかった。

20170201_tm_002.jpg
1年以内のサイバー攻撃経験(グラフ:トレンドマイクロ)

トレンドマイクロが、2016年12月27日から28日にかけてECサイトのセキュリティ実態調査を実施し、取りまとめたもの。

企業や組織においてECサイトの構築や運用、セキュリティを担当している実務担当者619人が回答した。

同調査によると、49.1%にあたる304人が、過去1年以内に自社サイトがサイバー攻撃を受けたと回答。619人を対象に攻撃手法を尋ねたところ、「DDoS攻撃」が24.1%で最多。「OSの脆弱性を突く攻撃(23.6%)」が僅差で続く。また「ミドルウェアの脆弱性を突く攻撃(18.6%)」「ウェブアプリケーションの脆弱性を突く攻撃(12.9%)」といった回答が見られた。

(Security NEXT - 2017/02/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正
「Firefox 125.0.1」をリリース、脆弱性15件を修正
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
Oracle、「Java SE」に関する脆弱性13件を修正
Oracle、四半期定例パッチを公開 - のべ441件の脆弱性に対応