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都環境局のサイトで個人情報を誤表示 - 原因を調査中

東京都は、環境局のサイトにおいて個人情報の誤表示が発生したことを明らかにした。原因について調査を進めている。

都によれば、二酸化酸素(CO2)の排出量取引に利用する指定管理口座の名義人情報を公表しているサイトにおいて、8指定管理口座で公表を希望しない名義人396人分の氏名と住所を誤って公開したという。

1月17日15時半ごろ、都が委託しているCO2排出量取引制度相談窓口の担当者から報告があり問題が判明。同日、サイトでの公開を停止した。

都では名義人情報の公表の可否に関する設定はシステム上で正しく行われていたとしているが、自動的に作成される公表一覧表には、公表を不可と設定していた名義人の情報が含まれており、詳しい原因について調べている。

今回の問題を受けて都は、各指定管理口座の代表連絡先に電話で謝罪。対象となる名義人にも謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2017/01/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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