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政府行政ポータル「e-Gov」で個人情報が流出 - リニューアル後に複数不具合

政府の行政ポータルサイト「e-Gov」の電子申請システムにおいて、別の申請者に関する個人情報が表示される不具合が発生した。現在は修正されているが、それ以外にも不具合が生じており、エラーが生じた場合は発生状況など報告してほしいと利用者へ呼びかけている。

「e-Gov」を所管する総務省によれば、行政手続をインターネットより行える「e-Gov電子申請」で、11月24日9時から11月26日13時40分ごろにかけて不具合が生じたもの。

電子申請の入力画面に、別の申請者に関する氏名やメールアドレスなどが誤って表示されるケースが10件発生したという。

同省では11月26日に不具合を修正し、同様の問題が発生しないことを確認した。また情報流出の発生を受けて関係者に対して経緯の報告や謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2020/12/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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