輸血患者の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 群馬医大病院
群馬大学医学部付属病院の医師が、同院で輸血を行った患者の個人情報が保存されたUSBメモリを紛失していたことがわかった。
所在がわからなくなっているUSBメモリは、患者へ送付する検査依頼のハガキを作成する際に利用しており、11月13日にデータ入力作業を行ったが、同月17日にUSBメモリが見当たらないことに気付いた。医師は16日に机を整理しており、その際にごみ箱へ誤って捨てた可能性があるという。
問題のUSBメモリには、4月以降に同院で輸血を行った患者584人の氏名、住所、電話番号、血液型、受診科、血液製剤の製造番号などが保存されていた。暗号化などは行っていなかった。
外部への持ち出しは行っておらず、関係者以外が部屋へ出入りすることはないという。不正利用は確認されていない。
同院では、対象となる患者に書面で事情の説明や謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2015/11/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
患者情報含む書類紛失、ISO審査前の確認で判明 - 浜医大病院
病院向け月刊誌に患者の個人情報 - 石川県の公立病院
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く
患者に私的SMS、市立病院医師を懲戒処分 - 三浦市
USBメモリを紛失、発信機履歴から誤廃棄の可能性 - 福井大病院
白衣ポケットから盗難、被害メモに患者情報含む可能性 - 東海大病院
業務用USBメモリが所在不明、患者情報含む可能性 - 虎の門病院
個人情報の置き忘れや誤交付などが発生 - 横浜労災病院
