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毛糸専門店「Keito」の顧客情報がネット上で閲覧可能に

毛糸販売の専門店「Keito」と「Keitoネットショップ」の顧客情報が、インターネット経由で閲覧できる状態だったことがわかった。

同店を運営する日本ヴォーグ社によれば、11月18日に顧客から個人情報が検索サイトの検索結果に表示されるとの指摘を受け、情報流出を確認した。

閲覧可能だったのは、店舗とネットショップを利用した際に顧客が登録した個人情報2103件。氏名、住所、電話番号、生年月日、メールアドレスなどが含まれる。

同社はサーバを停止するとともに、検索サイトに個人情報の削除を依頼。20日11時半ごろ、キャッシュを含めすべての個人情報が削除されていることを確認した。またシステムを修正し、所轄官庁である経済産業省へ事態を報告した。

対象となる顧客に対しては、メールや文書で事情の説明を行っている。個人情報の不正利用などの報告は受けていないという。

(Security NEXT - 2014/11/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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