Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ミクシィのAndroidアプリに情報漏洩の脆弱性 - 最新版で解消

ミクシィが提供するAndroidアプリに、情報漏洩の脆弱性が判明した。脆弱性を修正した最新版が公開されている。

同社が提供するAndroid版アプリ「mixi」に脆弱性が判明したもの。「同バージョン 4.3.0」および以前のバージョンにおいて、「友人の発言」をSDメモリカードに保存するため、悪意あるアプリを同時に端末へインストールした場合、データを取得される可能性がある。

すでに脆弱性を修正した最新版がGoogle Playにて公開されている。アップデートすることで、脆弱性の解消だけでなく、SDメモリカード内のデータについても削除されるという。

今回の脆弱性は、東北大学の草野一彦氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。修正にあたりJPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2012/08/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

iOS向けLINEアプリの「金融系モジュール」に脆弱性 - アップデートで修正済み
WP向け操作ログ記録プラグインにSQLi脆弱性 - パッチ未提供
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性
「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定