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「景気ウォッチャー調査」対象者の個人情報が所在不明に

内閣府が、地方の景気動向や先行きを把握するために実施している「景気ウォッチャー調査」において、調査対象者36人分の個人情報が所在不明となっている。

内閣府より受託している三菱UFJリサーチ&コンサルティングにおいて、対象者の個人情報が記載された宛名ラベルの所在がわからなくなっているもの。9月調査結果の発送を外部事業者へ再委託したところ、氏名および勤務先住所が記載された景気ウォッチャー36人分の宛名ラベルを紛失した。

同社によれば、宛名ラベルから、景気ウォッチャーの対象者であることを特定することはできないという。同社では、関係者に説明や謝罪を行っており、内閣府に対しても事故の報告した。

(Security NEXT - 2010/11/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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