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配送ラベル二重貼り、異なる顧客情報 - 3Dプリンタ販売会社

3Dプリンタなどの販売を手がけるサンステラは、一部商品出荷の際に配送ラベルを二重に貼り付けるミスがあり、顧客の情報が流出したことを明らかにした。

同社によれば、1月12日に出荷した最大200ケース、200人分の商品で誤って配送ラベルを二重に貼けるミスがあったという。

商品を受け取った顧客からの連絡で発覚。下に貼られたラベルには無関係の顧客に関する情報が記載されていた。氏名、住所、電話番号などが含まれる。

スタッフが発送前の最終確認を行った際、出荷予定個数とラベルが一致していなかったことから、再度すべてのラベルを印刷し貼付したが、誤ったラベルを破棄せず、上に修正したラベルを無作為に貼って発送してしまったという。

同社では、対象となる顧客に問題のラベルについて処分するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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