「BIND 9」に2件のサービス拒否脆弱性 - アップデートが公開
「BIND 9」にサービス拒否が生じる複数の脆弱性が明らかとなった。Internet Systems Consortium(ISC)やセキュリティ機関では注意を呼びかけている。
ゾーン転送において受信するデータのチェックに問題があり、セカンダリサーバにおいてプライマリサーバより細工された応答を受信した場合に、サービス拒否に陥るおそれがある脆弱性「CVE-2020-8618」が判明したもの。
あわせてゾーンファイルのラベルにおいて、特定文字の処理に不具合があり、特定の条件を満たすレコードが存在する場合に異常終了してサービス拒否が生じる脆弱性「CVE-2020-8619」も明らかになった。
影響を受けるバージョンは、脆弱性によって異なるが、いずれもリモートから悪用が可能。共通脆弱性評価システム「CVSSv3」の値はともに「4.3」、重要度は4段階中上から3番目にあたる「中(Medium)」とレーティングされている。悪用は確認されていない。
ISCでは脆弱性に対処した「BIND 9.16.4」「同9.11.20」をリリース。脆弱性の判明を受けて、日本レジストリサービス(JPRS)やJPCERTコーディネーションセンターでは、バージョンアップの実施など利用者へ対策を講じるよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/06/18 )
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