Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

シークレット管理ツール「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性

HashiCorpのシークレット管理ツール「Vault」に複数の脆弱性が確認された。脆弱性を修正したアップデートが提供されている。

現地時間2025年10月23日にセキュリティアドバイザリを公開し、2件の脆弱性「CVE-2025-11621」「CVE-2025-12044」について明らかにしたもの。「Vault Community Edition」「Vault Enterprise」のいずれも影響を受ける。

「CVE-2025-11621」は、「AWS Auth」メソッドにおける認証キャッシュの照合処理に判明した脆弱性。異なるAWSアカウントからの認証を求められた際にバイパスが可能となる。

「AWS IAM」のロール名が異なるアカウント間で重複していたり、ワイルドカードを用いて設定されている場合に影響があり、機密情報の漏洩や権限の昇格などにつながるおそれがある。

一方「CVE-2025-12044」は、JSONの処理に起因し、CPUやメモリなどのリソースを消費させ、サービス拒否を引き起こすことが可能となる脆弱性。過去に実施された修正に問題があり再発したもので、認証を必要とすることなく悪用が可能だという。

(Security NEXT - 2025/10/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、「Gogs」の脆弱性悪用に注意喚起 - 修正コードが公開
「FortiSIEM」にクリティカル脆弱性 - 未認証RCEのおそれ
Adobe、11製品にセキュリティ更新 - 「クリティカル」脆弱性など修正
PWリセット製品「ADSelfService Plus」に認証回避の脆弱性
SAP、セキュリティアドバイザリ17件を公開 - 4件が「クリティカル」
金融向けカード発行システム「Entrust IFI」に深刻な脆弱性
NVIDIAのGPU開発支援ツール「NVIDIA NSIGHT Graphics」に脆弱性
Palo Alto「PAN-OS」のリモートアクセス機能にDoS脆弱性
Fortinet製IP電話「FortiFone」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開
「Node.js」アップデート公開、当初予定を上回る脆弱性8件に対応