「Amazon異常は検出されました」 - 偽サイト誘導メールに注意
「Amazon」を装ったフィッシングメールが断続的に確認されている。日本サイバー犯罪対策センター(JC3)が注意を呼びかけた。
増加傾向のフィッシング攻撃において、「Apple」「LINE」「楽天」などとともに、「Amazon」は悪用されることの多いブランドのひとつだが、5月に入ってからも断続的にフィッシング攻撃が展開されている。
同センターによれば、問題のメールは、「Amazonセキュリティ警告」「Amazon異常は検出されました。」といった件名で出回っていた。
本文には「異常は検出されました。」「新しいデバイスからサインインしましたか?」などと記載。日時、デバイスの種類、場所など、でたらめの情報を示し、あたかも受信者以外のデバイスからサインインが行われたかのように誤解させ、リンク先の偽サイトへ誘導していた。
リンク先のフィッシングサイトでは、IDやパスワード、クレジットカード情報などをだまし取られるおそれがある。繰り返し、同様のメールが確認されており、今後も出回る可能性があるとして、注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/05/21 )
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