Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2月中旬から「Mirai」亜種が活発化か - JPCERT/CC観測

JPCERTコーディネーションセンターは、2020年第1四半期に同センターが国内に設置しているセンサーで観測した攻撃パケットの状況を取りまとめた。

同四半期は、前四半期と同じく「telnet」で利用する「TCP 23番ポート」宛てのパケットが最多だった。特に2月9日ごろより約1カ月間にわたり大きく増加。マルウェア「Mirai」亜種の活動による影響と見られている。「Mirai」亜種に関しては情報通信研究機構(NICT)でも2月下旬から3月初旬にかけて活発な動きを観測したことを報告している。

次に多かったのは「Microsoft SQL Server」で使用する「TCP 1433番ポート」。さらに「Windows」のファイル共有プロトコル「SMB」で使われる「TCP 445番ポート」が続いた。

TCP 80番ポートや、TCP 443番ポートでは、2019年12月に明らかとなったCitrix Systemsの複数製品に含まれる脆弱性を狙った攻撃も観測されている。1月11日に脆弱性の実証コードが公開され、ドイツやロシア、韓国、米国などを発信元としたPoCの特徴を含むリクエストを同日に観測したという。

同センターには、同脆弱性に対する攻撃の報告も寄せられており、関連製品を使用している場合は、ログなどを確認して、攻撃を受けていないか確認するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/05/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2019年下半期の捜査機関開示要請は1684件、78%に対応 - LINE
大企業の17.8%、在宅勤務でセキュリティ上の問題が発生
2019年のフィッシング報告は約5.6万件 - 前年の2.8倍に
フィッシングサイトの割合増加 - 27%がHTTPS対応
PW設定に問題あるIoT機器、年間2249件に注意喚起
テレワークの課題は社内体制と設備、セキュリティ - 都内企業
約7割、緊急時のテレワークに賛成 - 環境用意できないとの声も
4社に1社、パッチ適用頻度は数カ月に1度
SSL可視化製品の市場規模は8.1億円 - 前年度比26.6%増
2019年の攻撃パケット、約半数がIoTを標的に - 調査目的も増加