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「Chrome 81.0.4044.138」がリリース - セキュリティ修正3件

Googleは、「Windows」「macOS」「Linux」向けにブラウザの最新版となる「Chrome 81.0.4044.138」をリリースし、脆弱性へ対処した。

今回のアップデートは、セキュリティに関する3件の問題に対処したもの。脆弱性についてはCVEベースで2件を修正したことを明らかにしている。

「SCTP」におけるスタックバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2020-6831」を解消したほか、「Blink」処理で型の取り違えが生じる「CVE-2020-6464」に対応した。

いずれも重要度を4段階中上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。同社は利用者に対し、数日から数週間以内に同バージョンを展開していくとしている。

(Security NEXT - 2020/05/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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