MSが定例外アップデート、「SMBv3」処理の脆弱性を解消
同社は修正プログラムによって、「SMBv3」プロトコルの細工された要求に対する処理方法を変更することで脆弱性を解消した。
アドバイザリに従って「SMBv3」の圧縮機能を無効にする回避策を適用している場合も、アップデートを実施するよう強く推奨している。
脆弱性の深刻度については、4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングした。悪用は確認されていないが、悪用可能性指標を3段階中もっとも高い「1」としており、安定した悪用コードを作成されるおそれがあるとしている。
同脆弱性に対し、米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3」による評価をまだ行っていないが、JPCERTコーディネーションセンターではベーススコアを「9.8」と評価。JVNなどを通じて注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/03/13 )
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