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フィッシング情報の届け出が増加傾向 - 特定ブランド狙われる傾向も

フィッシング対策協議会は、7月のフィッシング情報に関する届け出状況を公表した。

同協議会によれば、7月におけるフィッシング情報の届出件数は9件で前月より5件増加した。4月に大きく減少したものの、以降は増加傾向が続いている。フィッシングサイトのURLは1件減少し3件で、ブランドが開くようされたケースは2件だった。

7月は前月と同様に「Yahoo! JAPAN」を装ったフィッシングが発生するなど、特定のブランドが悪用されており、同協議会では会員情報の入力など求めるメールに注意するよう求めている。また、フィッシングではないものの、「規約違反による契約不履行の損害賠償請求」など架空請求と見られるメールも同様に届け出が寄せられているという。

(Security NEXT - 2009/08/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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