Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「SSL VPN」の脆弱性探索行為、国内でも観測

セキュリティ製品が提供するSSL VPN機能において、脆弱性が相次いで発見され、攻撃が確認されている問題で、脆弱性を探索するアクセスが国内においても観測されている。国内においても脆弱性を含む機器が多数動作している可能性もあり、セキュリティ機関では警戒を強めている。

Fortinetの「FortiOS」における「CVE-2018-13379」や、Palo Alto Networksの「GlobalProtect」における「CVE-2019-1579」、Pulse Secureの「Pulse Connect Secure(PCS)」の「CVE-2019-11510」など、複数のセキュリティゲートウェイ製品が提供する「SSL VPN」機能に脆弱性が判明。一部では悪用コードが公開され、すでに悪用も確認されているが、国内にも影響が波及している。

Bad Packetsが観測したとされる脆弱性の探索活動に用いられたIPアドレスからの通信について、JPCERTコーディネーションセンターが国内の観測状況を調べたところ、8月21日以降、複数IPアドレスよりアクセスされていたことがわかった。

Bad Packetsでは、Pulse SecureのVPNサーバにおける脆弱性について、影響を受けるホスト1万471台を確認しており、1381台が日本国内でホストされていると発表。これを受けてJPCERT/CCでは該当するホストの管理者に対し、連絡を取るなど対応を開始している。

20190904_jp_001.jpg
国内センサーにおける観測状況(グラフ:JPCERT/CC)

(Security NEXT - 2019/09/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃による「Cisco SD-WAN」侵害を確認 - 米当局が緊急指令
UIライブラリ「Swiper」に深刻な脆弱性 - 利用アプリは注意
ウェブメール「Roundcube」の脆弱性2件が攻撃の標的に
オブジェクトストレージ「RustFS」にXSS脆弱性 - 乗っ取りのおそれも
「Trend Micro Apex One」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「FinalCode Client」に複数の脆弱性 - 上書きインストールを
「ServiceNow AI Platform」に脆弱性 - 1月以降のアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 複数脆弱性を修正
「Cisco Catalyst SD-WAN」に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
「Firefox 148」で50件超の脆弱性を修正 - AI制御機能の追加も