Palo AltoのVPN機能旧版にRCEの脆弱性 - バージョンの確認を
Palo Alto Networks製ファイアウォールで提供されているSSL VPNサービス「GlobalProtect」の旧版に脆弱性が判明した。容易に悪用が可能な一方、アップデートせずに運用されているケースも見つかっており、注意が必要だ。
同VPNサービスは、モバイル環境など組織外で利用するエンドポイント端末より、同社製ファイアウォール経由のアクセスを実現するVPNソリューション。
今回、「GlobalProtectポータル」「GlobalProtectゲートウェイ」において、あらたな脆弱性「CVE-2019-1579」が明らかとなったもので、フォーマット文字列攻撃により、認証なしにリモートよりコードの実行が可能となるという。
「PAN-OS 8.1.2」「同8.0.11」および「同7.1.18」および以前のバージョンに影響がある。「同9.0」は含まれない。
(Security NEXT - 2019/07/24 )
ツイート
PR
関連記事
DB管理ツール「pgAdmin」に脆弱性 - アカウント乗っ取りのおそれ
機械学習フレームワーク「H2O-3」に深刻な脆弱性
「ImageMagick」に再度深刻な脆弱性 - サーバ環境は注意
「Spring Cloud Gateway Server WebFlux」に深刻な脆弱性 - 設定改ざんのおそれ
「HashiCorp Vault」に脆弱性 - 複雑なJSON処理でDoS状態に
C言語向けライブラリ「cJSON」に脆弱性 - 重要度「クリティカル」
DjangoフレームワークにSQLi脆弱性 - アップデートで修正
「MS Edge 140」が公開 - 独自修正含む脆弱性5件に対処
Pixarの3D記述フレームワーク「OpenUSD」に深刻な脆弱性 - PoCも公開
「Sitecore」や「Linuxカーネル」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局