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PayPay、不正行為対策で補償制度 - 利用者や加盟店の不安払拭目指す

PayPayは、同社コード決済サービス「PayPay」において、不正利用によって発生した被害を全額補償する制度を開始した。加盟店に対する保証もあわせて実施する。

決済やチャージ、送金などの同サービスにおいて、第三者の不正行為でアカウントや口座情報、クレジットカード情報などが窃取され、不正利用が発生した場合に、被害額全額を同社が補償する制度を導入したもの。利用規約に明記し、適用を開始した。

同制度では、同サービス利用の有無に関わらず、銀行口座情報などが同サービスで不正に利用され、被害に遭った場合についても補償の対象としている。

また同サービスを導入する全加盟店に対しても、第三者による不正取引が行われた場合に対する入金を保証。加盟店に故意や重大な過失がない限り、不正利用の被害に遭った利用者への補償は同社が負担し、加盟店に負担を求めることはないとしている。

(Security NEXT - 2019/08/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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