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「Spectre」に新亜種、「SWAPGS攻撃」受けるおそれ - MSは7月に対処済み

2018年1月に明らかとなった投機的実行に対してサイドチャネル攻撃が可能となる「Spectre」の亜種にあたる脆弱性「Spectre SWAPGS」が明らかとなった。

CPUにおける投機的なメモリアクセスにおいて、信頼する境界外の特権データを読み取られるおそれがある脆弱性「CVE-2019-1125」が明らかとなったもの。Bitdefenderの研究者が発見した。

「Spectre Variant 1」の亜種とされており、64ビット環境で利用する「SWAPGS命令」を利用して「SWAPGS攻撃(SWAPGS Attack)」が可能となる。脆弱性は「Spectre SWAPGS」とも呼ばれている。

これまでにも「Spectre」などサイドチャネル攻撃への緩和策が提供されてきたが、あらたな手法のため、カーネルページテーブルアイソレーション(KPTI)など従来の対策をバイパスし、悪用が可能だとしている。

Bitdefenderによると、「SWAPGS攻撃」の公開にあたっては1年以上前よりIntelと協力してきたという。脆弱性を受けるシステムについては、「SWAPGS命令」をサポートする2012年にリリースされた「Ivy Bridge」以降で、Windowsをホストしている場合に限定されるとしている。

(Security NEXT - 2019/08/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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