オープングラフ対応を支援するWordPressプラグインに脆弱性
コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「WP Open Graph」に脆弱性が含まれていることがわかった。
同プラグインは、「WordPress」のページについて、オープングラフにより、ソーシャルメディアへの共有を支援するソフトウェア。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ソフトウェアにクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性「CVE-2019-5960」が含まれていることが判明した。
ログインしているユーザーが細工されたページにアクセスすると、ユーザーの意図しない操作が行われるおそれがある。
同脆弱性は、東京電機大学の栗山晃一氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。最新版となる「同1.6.2」ですでに修正済みだという。
(Security NEXT - 2019/05/24 )
ツイート
PR
関連記事
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
